グローブとは
水温が高い水の中では指先などがふやけてしまい、 海中でちょっとしたものでも素手で触るとけがをしてしまうことがあります。 もちろん基本的には海中のものは触れてはいけないのですが、 うっかり触ってしまってけがをすることがあるのでけが防止のために、 また、水温の低い海中での作業は素手でしびれてしまうので防寒のために、 ダイビング中はかならずグロ-ブの着用するようにしましょう。 グローブには種類があり、3シーズン使えるオールマイティのグローブ、 素材がメッシュ生地のもので生地が薄手で夏用グローブ、ジャージ生地で厚い保温タイプの冬用グローブがあります。 3シーズン使えるグローブがあると便利ですが、水温に応じてグローブを使い分けるようにしましょう。 防寒はないですが、ケガだけをケアしたいというのであれば軍手でもかまいせん。
グローブ(使い方)
ブーツ同様、亀裂や破損がないか確かめ、 しっかりと指先まで通し、中に水が入ってこないように 手首のマジックテープ止め、ファスナーをしっかりと止めるようにしましょう。 グローブを二重にしたりすると、ダイビング中に手から外れたり指の動きが鈍くなるのでやめましょう。
グローブ(選び方)
サイズが大きいと中に水が溜まってしまい、小さいと手を圧迫してしまうので 実際に試着して自分の手に合うサイズを選ぶようにしましょう。 また、水中ではハンドシグナルやBCの操作など指を使った操作をすることがあるため、指を動かしやすいグローブを 選ぶようにしましょう。海中では岩やものにつかまったりすることがあるので滑り止め加工してあるグローブをお勧めします。
グローブ(メンテナンス)
ダイビングの後はしっかりと真水で洗い、なるべく日の当たるところは避けて保管しましょう。 ファスナー付きのグローブはダイビングの後水洗いせずに放置してしまうと、ファスナー部分が 塩噛みしてロックしてしますので使う事が出来なくなります。良く水洗いをしてするようにしてください。 もし、塩噛みしてしまったら、お湯につけておくと塩が取れます。